「EXPO 2025 JPO-WIPO AWARD 女性活躍推進部門」を受賞しました
ファイトケミカルプロダクツ株式会社(本社:仙台市、代表取締役:加藤牧子)は、2025年大阪・関西万博(EXPO 2025)に向けて開催された「EXPO 2025 JPO-WIPO AWARD 授賞式」において、**「女性活躍推進部門」**を受賞いたしました。
(主催:特許庁(JPO)、世界知的所有権機関(WIPO))
本賞は、知的財産を活用しながらSDGsの達成や社会課題の解決に取り組む企業の中でも、特に女性が活躍し、組織や社会の変革を推進している企業を表彰するものです。
当社は、東北大学発のディープテックスタートアップとして、食用油の製造過程で大量に発生する未利用油資源をアップサイクルし、人の健康と資源循環型社会に貢献する技術開発を行っています。
大学で開発した独自の**「イオン交換樹脂法」**を用い、環境負荷を低減しながら、米ぬか由来の「スーパービタミンE」「バイオパラフィン」「植物ステロール」といった高機能素材や、軽油代替のバイオ燃料を生み出しています。
また、研究開発・知財戦略・事業戦略・経営などのあらゆる領域で、多くの女性メンバーが専門性を発揮し、チームをリードしていることが高く評価されました。
授賞式では代表取締役の加藤が登壇し、次のようにコメントしました。
「理系分野、特に工学分野では女性の比率が依然として低く、力を発揮する機会を得にくい場面も少なくありませんでした。
それでも課題を乗り越え、解決へとつなげてきた私たちの歩みを、今回の受賞を通して評価いただけたことは大きな励みです。
今後も『女性活躍』という言葉が特別ではなく、ごく当たり前の社会の実現に向けて挑戦を続けていきます。」
今回の受賞は、当社の技術力だけでなく、人の力と多様性を尊重する企業文化が評価されたものと考えています。
ファイトケミカルプロダクツは今後も、「未利用資源から人の健康と資源循環に貢献する」という理念のもと、技術と人の力で持続可能な社会の実現を目指してまいります。
📸 授賞式の様子
写真左から:特許庁長官 河西康之氏、審査委員長 日野真美氏、当社代表取締役 加藤牧子、世界知的所有権機関(WIPO)事務局長 ダレン・タン氏
【関連情報】
- 特許庁・WIPO共催 「EXPO 2025 JPO-WIPO AWARD」
特許庁公式サイト
経済産業省プレスリリース
EXPO 2025 JPO-WIPO AWARD 受賞企業発表
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